臨床工学科
臨床工学科概要
臨床工学技士は医療機器、主に生命維持に関わる医療機器の保守・点検・操作・管理業務を行い、医師・看護師と共にチーム医療の一員として機器が安全に使用されるように業務に当たっております。
血液浄化業務
- 血液透析・血液濾過透析・持続緩徐式血液濾過
- 吸着式血液浄化法(リクセル・トレミキシン・DHP)
- 血球成分除去療法(L-CAP・G-CAP)
- 血漿交換療法
- 選択的吸着療法(LDLコレステロール吸着療法・ビリルビン吸着療法)
- 腹水濾過濃縮再静注法などを行っています。
同時可能透析69床で透析を行っています |
RO装置、多人数用透析液供給装置二台の管理を行っています |
高気圧酸素治療業務
第1種高気圧酸素治療装置2台を設備し、始業前点検・操作・患者観察などを行っています。 |
第1種装置2台が稼働しています |
ME機器管理業務
安全点検システムソフトを利用しME機器の故障、修理対応・記録の保存や貸出・返却のサポート・機器のライフサイクル、稼働率や費用情報等の活用を行っております。人工呼吸器・輸液ポンプ・シリンジポンプなどの保守点検、定期部品交換業務を行っております。 さらに、超音波診断装置・特定医療機器(IABP、PCPSなど)・除細動器・保育器などの院内点検を行っております。人工呼吸器については回路組立から始業点検、病棟点検、ラウンド、院内向け講習会などを行っています。 |
人工呼吸器とシリンジポンプ、輸液ポンプの管理を行っています |
心臓カテーテル検査業務
造影剤注入装置のプライミング、設定変更やポリグラフ記録などの補助業務を行っています。 |
心臓カテーテル検査補助業務を行っています |
手術室業務
手術室における麻酔器点検、電気メス点検、腹腔鏡・手術支援ロボットは使用前点検・準備から術中対応と終了までと周辺機器管理・補助業務・画像記録を行い、各手術が円滑に行えるよう点検・補助業務などを中心に業務を行っております。
認定資格
- 透析技術認定士 5名
- 呼吸療法認定士 2名