循環器内科は急性心筋梗塞・狭心症、不整脈、心臓弁膜症などの心臓病、下肢の血管が細くなる閉塞性動脈硬化症、高血圧、動脈硬化をもたらす高脂血症、糖尿病などの生活習慣病を主な対象としています。
当院は南空知の2次救急病院となっており、急性心筋梗塞や不安定狭心症また心不全患者を24時間体制で受け入れております。急性心筋梗塞に対しては必要に応じ入院後ただちに心臓カテーテル検査で心臓の血管を造影して、病変があれば経皮的冠動脈形成術(PTCA)や、ステント挿入などの治療ができる体制を整えています。
心筋梗塞・狭心症に対して、年間約100例のPCI(心臓のカテーテル治療)を行ない、閉塞性動脈硬化症に対しても年間約20例の経皮的末梢動脈形成術(PTA)を行なっております。
また、平成22年10月には最新の高性能128列CTも導入し、核医学的検査とも併せて、狭心症が疑われた際の検査が外来で簡便に行なうことが出来るようになりました。
当科では南空知の基幹病院として専門的かつ高度な循環器診療を提供しております。急性期診療及び一般開業医レベルでは不可能な検査及び治療が地域での社会的役割と考えております。病状の安定した患者さんに関しては地元開業医の先生と連携し、治療を継続していただくことがあります。
日本循環器学会 循環器専門医制度研修施設 日本心血管インターベンション治療学会研修関連施設
日本内科学会 教育関連施設
当院は、総合病院なので軽症から合併症を伴った糖尿病まで広く診療しています。糖尿病薬の進歩により糖尿病薬と患者さんの努力により血糖値改善は、かなり可能になっています。しかし、糖尿病患者の増加により年々糖尿病腎症による透析導入患者の増加は深刻な問題となっています。
当院では、約3,000人の糖尿病患者さんが外来通院し、インスリン療法患者さんが約500人、GLP-1製剤が約20人、インスリンポンプが最大で年間5~6人使用しています。
また、糖尿病入院も年間200人以上おり、持続血糖測定器による血糖測定も随時行っています。 糖尿病治療では、基本的に緊急性がなければ合併症進行の観点から血圧、体重、血糖の順に重視し治療すべきではないかと考えています。患者さんの負担を減らすために基本的には内服加療を最終目標にしていますが、インスリン分泌(出る量)の低下や肝障害、腎障害ある場合にはインスリン療法が必須であると思います。
内科診療部長
循環器
日本循環器学会専門医
内科診療部長
日本内科学会認定医
日本循環器学会専門医
博士(医学)(北海道大学)
JMECC修了
医長(腎臓内科)
日本内科学会 認定内科医
日本内科学会 総合内科専門医
日本腎臓学会 腎臓専門医、指導医
日本透析学会 透析専門医
医長
日本腎臓学会 腎臓専門医
日本内科学会 認定内科医
腎代替療法専門指導士
医員
医師
日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会専門医
日本呼吸器学会専門医
心血管カテーテル治療専門医
医師(糖尿病アドバイザー)