リハビリテーション科
リハビリテーション科概要

当科では、身体障がい及び精神障がい領域のリハビリテーションを行なっています。

リハビリテーションの実際

リハビリテーションは、さまざまな障がいにより、生活に支障をきたしている方に対して、その障がいの軽減を図りながら、より豊かな生活が過ごせるように、ご本人やご家族との共通の目標を持ち、関連する職種がチームを組んで支援する過程を示しています。
総合病院である当院では、身体障がいや精神障がい領域における、さまざまな疾病に由来する障がいを抱えた方に対して、その持てる能力が最大限に発揮できるよう、そして日常生活が自立して行えるよう、更にはその方の生活全般の質が高められるよう、病院内外の関連職種と連携を取りながら、個々の状況に応じたリハビリテーションを進めています。また理学療法士、作業療法士の各養成校の臨床実習の施設として学生を受入れ、次世代の療法士の育成にも努めています。地域づくりの一環として、平成26年度にスタッフ全員が、認知症サポーターにもなりました。

リハビリテーションの実際
身障領域(脳血管疾患等・運動器・呼吸器・廃用・がん患者リハビリテーション)

ここでは、日常生活の自立や社会的な活動・参加を広げるために、起き上がりなどの基本的な動作、歩行や排泄などの日常生活動作、話すこと、食べることなどの練習を、一人一人の症状に合わせて行っています。また退院後の生活に向けた生活環境の評価や調整、福祉用具の処方、自宅への訪問も行っています。最近では、がん疾患やスポーツ外傷を抱える方に対するリハビリテーションや栄養サポートチームへの参加、介護支援専門員との連携も進めています。そのほか温熱、牽引、電気治療など疼痛緩和を目的とした物理療法も行っています。

 

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精神領域(精神科作業療法、精神科デイケア・ショートケア、精神科訪問看護)

ここでは、安定した生活や人とのつながり、社会的な活動・参加を広げるために、様々な作業活動を通じて、心身の安定、生活リズムの再構築、自己表現やコミュニケーション、日常生活の練習などを、一人一人の症状に合わせ、個別的に、またはグループ活動の中で行っています。またご本人の病状、生活環境、ご家庭の状況なども考慮しながら、生活上の相談・支援のために定期的なご自宅への訪問も行っています。最近では、お子様の発達障害、うつ病の方の復職支援や認知行動療法に基づく生活支援プログラムも進めています。

 

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身障領域
  • 理学療法
    早期からの主に基本動作や移動能力(歩行や車いすの操作など)の確立に向けて、重点的な関わりを行っています。
  • 作業療法
    主に早期からの病棟でのADLの確立、地域での生活に向けた環境調整など、関係機関と連携をとりながら重点的な関わりを行っています。
  • 言語療法
    急性期からのコミュニケーション能力の評価や練習、食べる機能の確立に向けて、重点的な関わりを行っています。
  • 物理療法
    主に疼痛の軽減に対するマッサージや各種機器による治療を行っています。
精神領域
  • 精神科作業療法
    入院後早期からの介入と退院支援、地域生活の継続に向けて重点的な関わりを行っています。また小児科医と連携して小児発達に対する支援も行っています。
  • 精神科デイケア
    現在、作業療法士、看護師、精神保健福祉士がチームを組み、外来通院者に対する地域生活支援にむけた各種活動を行っています。詳細は、精神科デイケアのパンフレットをご参照下さい。
主な対象疾患

当院のリハビリテーションが対象とする主な疾患は次の通りです。

  1. 身体機能領域:主に中枢性疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、頭部外傷、神経疾患、高次脳機能障害など)、整形外科疾患(骨折、関節疾患、靭帯損傷、腱損傷、神経損傷など)、呼吸器疾患(肺炎、慢性閉塞性肺疾患など)、がん疾患、廃用症候群など
  2. 精神機能領域:主に統合失調症、躁鬱病、神経症、認知症、アルコール依存症、人格障害など
  3. 小児発達領域:広汎性発達障害、注意欠損多動障害、アスペルガー症候群など
リハビリテーション施設基準

当院では、以下の施設認可基準を取得しています。

  • 脳血管疾患等リハビリテーション(I)
  • 運動器リハビリテーション(I)
  • 呼吸器リハビリテーション(I)
  • がん患者リハビリテーション
  • 廃用症候群リハビリテーション(I)
  • 精神科作業療法
  • 精神科デイケア(大規模)
  • 精神科ショートケア(大規模)
臨床実習

当院は、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の養成のため、各大学から臨床実習の指定を受けています(北海道大学、札幌医科大学、北海道文教大学、北海道医療大学、北海道リハビリテーション大学校など)
また平成25年度よりクリニカルクラークシップに基づいた臨床実習をおこなっています。日本作業療法士協会が認定する臨床実習教育施設にもなっています。

リハビリテーションに関わるスタッフ
  • リハビリテーション科医師

<診療部長(リハビリ担当)>
田崎 悌史
<専門領域>
上肢、整形外科一般
<資格>
日本整形外科学会(専門医)、日本整形外科学会(スポーツ医)

 

(平成30年1月現在)

身体が障がい領域 理学療法士 7名
作業療法士 6名
言語聴覚士 2名
マッサージ師 1名
アシスタント 1名
精神障がい領域 作業療法士 3名
デイケア担当看護師 1名
デイケア担当精神保健福祉士 1名
アシスタント 1名
関連する認定資格・技能など
理学療法士

介護支援専門員 1名
福祉住環境コーディネーター 2名
北海道医療大学リハビリテーション科学部臨床指導講師 1名

作業療法士

認定作業療法士 3名
介護支援専門員 7名
福祉住環境コーディネーター 3名
福祉用具プランナー 6名
認知症ケア専門士 1名
認知症キャラバンメイト 1名
札幌医科大学保健医療学部臨床指導教授 1名
北海道大学医学部保健学科臨床指導准教授 1名
北海道医療大学リハビリテーション科学部臨床指導講師 2名
日本作業療法士協会臨床実習指導者 3名

リンク
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