整形外科
整形外科概要
2020年度から担当医師が変更になりました。当科担当医師は日本整形外科学会に所属し、‘四肢関節’周囲の痛みについて精通しており、股関節・膝関節・足関節疾患などの四肢関節疾患を中心に治療致します。スポーツによる外傷・障害や若年者の関節痛に対しては、負担の少ない関節鏡手術を心がけており、特に膝の前十字靭帯再建術や半月板縫合術などに力を入れています。また、変形性関節症に対しては、関節温存手術である骨切り術や関節再建手術である人工関節置換術、また手術侵襲が軽く痛みの少ない鏡視下手術なども行っております。
・スポーツによる外傷・障害、そして若年の方々の四肢関節痛に対しては、MRI、エコーによる正確な診断とリハビリ加療にて、早期機能回復を図ります。また手術が必要な場合は、最小侵襲である関節鏡手術を原則とし、早期スポーツ復帰を図ります。その際、リハビリ担当療法士の積極的な介入が必要であるため、医師と療法士の連携のもと、勉強会、他施設見学を通じて、日々レベルアップを図っております。
・変形性膝関節症は、加齢変化の一種で、多くの患者様が罹患します。当科では、患者さんの膝の状態に応じて、初期から進行期の患者様には骨切り術に半月板・軟骨の治療を併用することで関節温存を図ります。一方、関節の変形が進行した患者様には、人工膝関節置換術を行います。手術と一貫した周術期リハビリで、術後の痛みの軽減と、早期回復が可能です。
・股関節(変形性股関節症)に対しては、従来の手術に比べて小さな傷で侵襲が少なく、早期回復可能な人工股関節手術を導入しております。患者様の状態によっては関節包の温存も可能で、術後脱臼もこれまでの手術と比較してかなり低く、患者様に安心して頂ける治療が可能です。
なお、当科は北海道大学整形外科教室と綿密な連携をとっており、大学病院、せき損センターなどから出張応援を頂いており、手の外科、股関節外科、脊椎疾患、骨粗鬆症などの領域で専門的な診療を行っております。
日本整形外科学会 整形外科専門医研修施設
医師紹介
馬場 力哉
役職
診療部長
専門分野
スポーツ整形、関節鏡・膝
資格
日本整形外科学会専門医
日本体育協会認定スポーツドクター
小児運動器疾患指導管理医師セミナー受講
日本整形外科学会指導医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定リハビリテーション医
鈴木 智亮
役職
医長
資格
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
医学博士
JATEC instructor
楠 兼一
役職
医員