研修生の声
小野寺 慧洲
    • 出身大学
      北海道大学卒
    • 所属年
      平成28・29年度
    • 私が当院での初期研修を決めたのは、全体的な雰囲気の良さ、多すぎず少なすぎない医師の数、札幌からも近いこと、そういったものが決め手となりました。
      何より上級医から直接指導していただくことができ、どの科の先生にもいい意味で距離感が近い分相談しやすく、ある程度自分のペースで学べる環境であるというのが他にはない特色であると思います。
      研修医の数は比較的少ないですが、逆に言えばそれだけ1人当たりの経験が増えると考えられます。
      実際、内科系では上部・下部消化管内視鏡、気管支鏡、心カテ、ペースメーカー留置、中心静脈カテーテル、外科系では胆摘、虫垂切除、ヘルニアなど1年目から多くの手技、症例を学ぶことができました。
      将来の診療科を決めている方もそうでない方も当院での初期研修はきっと大きな成長の糧になろうかと思います。
植村 健治郎
    • 出身大学
      弘前大学卒
    • 所属年
      平成28・29年度
    • 当院は手技において全国でも指折りの病院ではないでしょうか。
      研修医は各科に1人なので、熱心な指導のもと様々な手技を数多く経験することができます。
      外科ではヘルニア、胆摘、虫垂切除、CVポート、シャント造設、麻酔科では挿管、麻酔管理、硬膜外麻酔、脊椎麻酔、内科では気管支鏡、上・下部内視鏡、心カテ、ペースメーカー埋込など、研修医1年目では贅沢過ぎる程の経験をさせてもらえる病院です。
      教育環境に関しても贅沢なのは言うまでもありません。
      ローテートしている科では多くの上級医からマンツーマン以上「1対多」の指導を受けることができます。
      また、医局がワンフロアなので各科の先生方との距離が近いところも魅力の一つです。
      例えば、日々の診療で疑問に思ったことを皆で給食を食べながら気軽に話し合うこともできます。
      当院は研修医が各科の先生、パラメディカル、事務の方など病院に関わる皆さんに温かく見守られながら成長を実感できる病院です。
森口 卓哉
    • 出身大学
      獨協医科大学卒
    • 所属年
      平成26・27年度
    • 岩見沢市立総合病院は、南空知の中核病院として多様な症例が集まる病院です。研修医の数は少ないですが、その分、受身ではなく積極的に学びたい人にとって、当院はとても良い環境であると思います。患者さんも皆さん協力的で、自分から望めば経験豊富な上級医のもと本当に何でも学ぶことができます。私も実際に研修医1年目から、内科系では上・下部内視鏡、気管支内視鏡、心カテ、IVHなど、外科系では虫垂切除、胆摘、硬膜外麻酔など他院ではとても経験できないような手技までも経験させていただきました。
      また、自分の力量で日当直回数を増やすことも可能です。当直業務は、1年目は上級医とともに二人で、2年目からは一人で行います。全科当直のため、いわゆる総合診療のようなもので、1次~3次救急まで自然と様々な疾患を診ることになります。自分の知識・初期対応力が試され、自ら学ぶ意欲が湧き実戦力も上がります。先輩研修医や同期との屋根瓦方式和気あいあい研修がしたいという方にはこの病院は向かないでしょう。しかしながら、たすきがけで来る研修医や、3年目以降の各科に進まれた後期研修の先生方もたくさんいらっしゃるので話し相手がいない、若いエネルギーが足りないなんてことはありません。
      何より研修医とは比べられないほどの知識を持った専門の先生方にマンツーマンで指導を受けられるので、屋根瓦方式以上にきちんとしたevidenceに基づく知識を得られることと思います。
      文章ではまだまだ伝え切れていないことがたくさんあります。興味を持たれた方は是非一度見学にいらしてください。
池田 毅
    • 出身大学
      札幌医科大学卒
    • 所属年
      平成25・26年度
    • 岩見沢市立総合病院は、南空知の中核病院として多様な患者が集まる病院です。研修医の数は多くありませんが、その分、上級医の先生の熱心な指導や豊富な症例や主義を経験する機会に恵まれます。
      また、病院全体の雰囲気が良く、各科の先生に相談しやすくスタッフの方々も親切です。札幌からも近くて休日も不便しないです。楽しく充実した研修ができることうけあいです。
      興味を持たれた方は是非一度見学に来てみてください。
橋詰 勇祐
    • 出身大学
      北海道大学H24年卒
    • 所属年
      平成24・25年度
    • 岩見沢市立病院で研修が始まってから早くも1年が過ぎようとしています。学生の頃と違って1日1日過ぎていくのがとても早く感じるのは毎日が非常に充実している事の表れだと思いますが、HPの場をお借りしてこれまでに学んできた事を回顧すると共に、学生の皆様には研修するに当たって優れた病院であることを伝える事ができたらと思います。
       

      内科

      まずは内科研修(呼吸器2ヶ月、消化器2ヶ月、循環器2ヶ月)からのスタートとなります。ここでは病棟管理のイロハを学ぶと共に患者さんへのICを始めとした会話力も試される場となります。病棟管理では各検査をいつ行い、その根拠は何なのかを考え指導医と相談することとなります。学んだ手技としては採血、IVH、胸腔穿刺、胸水穿刺、気管支鏡、咽頭麻酔、腹水穿刺、骨髄穿刺、腰椎穿刺、心臓カテーテル検査、ペースメーカー埋め込み術、エコー、上部消化管内視鏡検査、PEG造設・交換などが挙げられます。

      外科

      当院では外科医の先生方が透析管理も行っています。そのため外科研修中は透析についてもある程度学習することが出来ます。手術中は見ているだけという事はほとんどなく、常に何らかの役割を果たす事になります。また術前の動脈血採取や回診時のガーゼ交換、ドレーン抜去は基本的には研修医の役割です。各種手術補助、シャント血管穿刺、CTガイド下腹水穿刺、気管切開およびカニューレ交換、皮膚・皮下・筋膜縫合、消化管ガストロ造影、バスキャスカテーテル挿入、経皮血管形成術、シャント形成術、エコーガイド下腕神経叢ブロックなどを学びました。

      小児科

      選択科として小児科を1ヶ月研修させて頂きました。同科では基本的には外来見学や点滴補助がメインとなり、病棟とはまた違った現場を長く体験することが出来ます。そのため、救急外来に小児が受診して来た際の対応法を指導医から深く学ぶことができ、一通りの処方についてもある程度考えることが出来るようになります。

      麻酔科

      麻酔科ではまず気管挿管の方法から学ぶこととなります。3ヶ月の研修の中で1ヶ月ごとに徐々に任される役割が増えていき、最終的には術前の麻酔法に関するICや挿管前後の麻酔薬導入および維持、覚醒にむけた麻酔薬の調節を学ぶことが出来ます。術前のICでは患者さんからお話を聴く前に一通りの患者背景に目を通さなくてはならず、内科で学んだ画像読影・心電図解析の知識や外科で学んだ手術内容についての知識が非常に役立つため、これまでのことの総復習にもなります。アンビューを用いた換気、適切な気道確保法、気管挿管、PVライン確保、Aライン確保、脊椎麻酔、硬膜外麻酔を用いた疼痛管理、バイタル変動時の薬物管理などを学んでいます。

       
      以上長々と作文してしまいましたが、この他にも珍しい手技が行われる場合には自分が研修していない科であっても上の先生が呼んでくださることもあり、人数が少ないことの利点はそこにあると思いますので、たくさんの方が見学に来ることをお待ちしています。